住宅ローンが支払えず滞納した場合、住宅を売却した資金で住宅ローンを完済しなければいけません。
このような場合の不動産の売却は、競売にかけられるか任意売却という方法があります。
滞納している場合、経済的に余裕がなく引っ越し代を支払えない場合もあるでしょう。
今回は、任意売却や競売にかけられた際の引っ越し代についてご紹介していきます。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
岡山市の売買・投資物件一覧へ進む
競売の場合では引っ越し代はもらえない
住宅ローンを3か月~半年程度滞納していると競売にかけられ、強制的に自宅を売却されてしまいます。
競売の参加者の多くは、購入した不動産の転売を目的とした不動業者です。
競売の参加者は低価格で取引して利益を得るため、収益性を重視しています。
そのため、不動産業者が引っ越し代を負担すれば、利益が減ってしまうため引っ越し代は負担されません。
仮に、住民が退去しない場合は裁判所へ申し立てをおこなうなど、強制的に退去させる手段があります。
そのため、不動産業者が引っ越し代を支払う必要性もなく、競売で売却した場合の引っ越し代は負担してもらえません。
▼この記事も読まれています
単純売却とは何か?概要・メリット・注意点についてご紹介!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
岡山市の売買・投資物件一覧へ進む
任意売却の際の引っ越し代がもらえるケースについて
任意売却とは、銀行などの住宅ローンを借りている債権者のもと、ある程度所有者の希望条件で一般市場にて不動産を売却するものです。
任意売却をおこなう場合は、居住者に住宅を明け渡してもらう必要があります。
しかし、住宅ローンを滞納していると経済的な余裕がなく、引っ越し代を支払えない場合も少なくありません。
そのため、債権者によっては引っ越し代を負担してくれるケースもあります。
任意売却の際に債権者が引っ越し代を負担するのは義務ではなく善意でおこなってくれているという点をしっかり頭に入れておきましょう。
また、引っ越し代を負担してもらえるケースは住宅が高く売れるときです。
競売では、市場価格の7割程度でしか売却できませんが、任意売却では高値で売却できる可能性が高くなります。
そのため、任意売却による売却価格から引っ越し代を差し引いても、競売より高値で売却できる場合は引っ越し代の負担をしてもらえるケースが多いでしょう。
▼この記事も読まれています
空き家バンクを利用して売却するメリット・デメリット・流れをご紹介!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
岡山市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
住宅ローンを滞納すると、競売にかけられるか任意売却によって住宅を売却しなければいけません。
競売では、転売時の収益性が重視されるため、引っ越し代の負担はされないでしょう。
しかし、任意売却では競売よりも高く売れるため、引っ越し代がなくても負担してくれるケースがあります。
岡山市の不動産のことなら株式会社豊作家へ。
「不動産を通して豊かな実りを。」をモットーに、お客様に寄り添ったご提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
岡山市の売買・投資物件一覧へ進む