相続などで得た使用しない空き家を所持している場合、売るべきか貸すべきか迷われる方が多いと思います。
仮に売ることを選んだとしたら、上手に売れるポイントを押さえておくことが大切です。
この記事では、空き家の売却方法と取引のポイントをご紹介するので、岡山市で空き家を所有している方はぜひ最後まで読んでください。
空き家を「売る」か「貸す」かの判断基準
まず、今後空き家に住む予定がなく、まとめて現金化したい方は、売ることを考えてみてください。
空き家を売るメリットは、売却により利益が得られることと、今後の維持管理の手間がなくなることです。
しかし、需要の少ない土地は、売却に時間がかかるデメリットがあります。
一方、立地が良く借り手が見つかりやすい土地の空き家は、貸すことをおすすめします。
空き家を貸すメリットは、家賃収入が得られることです。
しかし、空室が増えてしまうと家賃収入が減ってしまうデメリットがあるので、都心部などの好立地でないと収益が安定しません。
賃貸物件にするにもリスクがあるため、今後空き家の使用予定がなければ、積極的に売ることを考えてみましょう。
空き家をスムーズに売るためにおすすめの方法
まずは、空き家を古屋付きのまま売る方法があります。
古屋付きのまま売却すると、家の解体にかかる時間や費用を省けるためコストを抑えて売却可能です。
しかし、空き家の状態が悪いと使い勝手の面から購入希望者が見つかりにくいリスクは否めません。
次に、空き家を解体してから売る方法です。
更地にすると、古屋付きのまま売り出すよりも早く購入希望者が現れることが期待されます。
ただ、空き家を更地にするための時間と費用がかかるので、コストを考えてから実行してください。
この他、空き家をリフォームして売る方法も効果的です。
きれいにリフォームすることで、購入希望者に魅力的と思ってもらえれば買い手が見つかりやすくなります。
リフォームする場合は、細部までこだわらず、一般的な内装にすると買い手の幅が広がります。
空き家を上手に売るためのポイントをご紹介
空き家を上手に売るために、まずは隣家との境界を確定しておきましょう。
専門の測量士によって確定測量をおこなうと、境界線が明確になります。
また、空き家を売却する流れを把握して、滞りなく手続きできる計画を立てることがポイントです。
一般的に、売却には3か月～6か月の時間を要するとされています。
長期戦になっても問題ないような計画を立てることが大切です。
最後に、現在の空き家の状態を知ってから売却するようにしましょう。
ホームインスペクションを受けると、空き家の欠陥箇所や補修時期など、具体的な状態把握ができます。
まとめ
空き家をスムーズに売るためには、欠陥などが見当たらず問題なく暮らせると判断できることが大切です。
古屋付きのままでは売却が難しい場合は、更地にする方法や、リフォームすることを検討してみてください。
また、売却に時間がかかっても問題ないような計画を立てて行動しましょう。
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